もしぼっちが100人のリア充の中に入ったら ~番外編「当日の案内と見どころについて」~

はじめに

この記事では、「A Common Beat」の本番を観に来てくださる方のために、当日の会場についての案内と見どころについて紹介していきます。

 

会場案内は、読んでおくとスムーズに行動できるかと思います。

 

見どころについては、読んでおくと当日観るときに助けになると思いますが、ネタバレが嫌な方は公演を観終わるまで読まないことをおすすめします。

 

会場について

会場はあましんアルカイックホールです。阪神尼崎駅から、地上のデッキを渡ればすぐに着きます。

(JR尼崎駅と間違えないように注意!!!)

 

開場は開演30分前ですが、開演2時間半前に入場整理券の配布が行われます。1公演で1500名くらいお客さんが来るので、希望の位置で観たいなら整理券をもらうことをおすすめします。

整理券をもらった後は、指定された時間までどこへ行っていても構いません。尼崎駅周辺には飲食店も多いので、ご飯を食べるのもよいでしょう。公演中に眠くなってしまう危険性がありますが。

また、開演3時間前には (席が残っていれば) 当日券の販売が始まります。直前になって「やっぱり行こう」ってなった方はぜひ。特に千秋楽の公演が狙い目です

 

アルカイックホールは1階席と2階席があります。キャストの顔をよく見たい場合は1階席、全体の様子をよく見たいなら2階席がおすすめ。横に長いので、あまり端に座りすぎると見にくいかもしれません。

 

あと、上演中に休憩時間はありません。トイレや水分補給は、必ず事前に済ませておきましょう!!もし体調不良等あった場合は、近くにいるスタッフに声をかけてください。

 

それでは、会場でお会いしましょう!

 

見どころについて

 

※ここから先は予習しておきたい方向けです。ネタバレが嫌な方は、公演が終わるまで読まないでください。

 

 

 

 

 

さてさて、今回の「A Common Beat」の見どころを、僕の出ているシーン (赤字) を中心に紹介していきます。ストーリーもざっくりと紹介します (緑字) 。

 

オーバーチャー、かけがえのない仲間たち

この世界には、赤・緑・黄・青の4つの大陸があります。それぞれの大陸には独自の文化があり、お互いのことを知らないまま、今日も楽しく過ごしていました。

 

冒頭のシーンなので、自分たちの紹介みたいな感じになります。それぞれの大陸の様子の違いに注目してみるとよいかも。ちなみに僕は青大陸。客席から見て右端の方にいます。

 

大陸文化紹介

長い歴史の中で育まれてきたリズム・歌・踊り。大陸ダンスは自分たちの象徴です。

 

青大陸…サンバ、ヒップホップ、テーマ曲。

僕はサンバでドラムを叩き、テーマ曲でバックコーラスを担当します。サンバでは陽気にリズムを刻み、テーマ曲では後ろからみんなを盛り上げます。

 

黃大陸…ソーラン節、インドの踊り、テーマ曲。

ソーラン節と、テーマ曲の扇子の踊りと剣士の踊りが個人的に好きです。

 

緑大陸…イタリアの踊り、ロシアの踊り、テーマ曲。

イタリアの踊りの息の合った感じと、ロシアの踊りのコサックダンスが好き。テーマ曲では、舞台の背後でコーラスに加わっています。

 

赤大陸…祈り、ガンブーツ、ベリーダンス、テーマ曲。

個人的にはこの大陸が一番好きです。祈りのハーモニー、ガンブーツのシンクロニシティベリーダンスの妖艶さ、そしてテーマ曲の熱気。どれを取っても最高です。

 

・もういや!国境警備隊

国境警備隊は大陸間の秩序を守るお仕事。だけど彼らにはある悩みが…。

 

3人の国境警備隊が織りなすドタバタ劇。本番はどんな姿が見れるかな?

 

・コモンビート1

ある日、ひとりの女の子が他の大陸の存在に気づきます。他の大陸との出会いから、物語が動き出します。

 

ソロの、若々しく張りのある歌声が何と言っても一番の魅力。それぞれの大陸の人々は日常生活を送っているという設定なので、ひとりひとりがどのような動きをしているのかを、推理してみるのも面白いかも…。

 

言葉をこえて

はじめて出会った、知らない言葉。戸惑う人、積極的に心を通わせようとする人、全く関わろうとしない人…。気持ちを伝え合うことはできるのでしょうか。

 

出演者は13名とかなり少数。正直、このシーンが一番練習に力を入れました。だってダンス難しかったんだもん。

前半の他大陸の人との交流シーンと、後半のダンスの2本立て。ダンスは歌詞に対応しており、言葉がわからなくても意味が伝わるものとなっております。このミュージカルの中でも、有数のカッコいいダンスです!

 

みんなで大騒ぎ

時が経つにつれ、他の大陸に興味を持つようになった人々。4つの大陸が混じり合って、ある人は積極的に交流しようとし、またある人は追い払おうとします。それぞれの思いが、混ざり合います。

 

みんながそれぞれバラバラな動きをしています。僕の動きはいったいどんな様子を表しているんでしょうか。当ててみてください。

 

・コモンビート2

仲間?仲間じゃない?
それぞれの心の中に、共通の鼓動は見つけられるのでしょうか。

 

大陸の権力者の言葉により、多くの人は自分の大陸へと戻っていきました。だけど、一部の人達が、通じ合えることを信じて交流を続けます。曲が進んでいくにつれ、徐々に打ち解けあっていく様子に注目です。前半のクライマックスです。

 

決断の刻~戦争

「そこまでだ!何をしている」共通の鼓動は、権力者の怒号によって突如引き裂かれました。自分たちの国を守りたい。そのためには戦うしかない。人々はみな、それぞれに思いを抱えながら、戦争へと向かっていきました。

 

僕は最初のポール隊で登場します (長いヤリみたいなものです) 。5人の息の合った動きに注目。

戦争シーンの時のひとりひとりの変貌ぶりは、まるで別人かのように思えてきます。

 

・さあ奏でよう

戦争によって、さまざまなものが失われました。人々が悲しみに暮れる中で、「メロディーを奏でよう」という声が聞こえます。

 

戦争によって沢山のものを奪われた悲しみ。終わってもなお傷つけ合う人達。ソロの声に導かれるように、少しずつ立ち上がっていくところに注目です。

 

Rebirth~未来へつなぐ鼓動~

沢山の命が失われたなかで残された命。この命を、未来へと繋いでいきます。

 

僕が一番好きなシーンであり、ショー全体の良し悪しがここで決まると思うくらい重要なシーン。一度倒れたスピリットが、人々の祈りによって息を吹き返し、世界が生まれ変わるという表現です。キャストの祈りによって、会場の雰囲気を作れるかが勝負所。

 

名もなき我が祖先よ~リズム遊び

あの戦争から時代は流れました。子孫たちは、祖先の思いを受け継いぎながら、未来へと歩んでいきます。

 

ひとりひとりが、未来に向かって歩を進めていきます。彼ら彼女らが何を思っているのかを想像してみてください。

リズム遊びは、4つの大陸のリズムが重なり合い、新しい響きを作っていくシーンです。

 

・Keep the Beat

ビートが重なり合い、みんなの心も混ざり合っていきます。

 

これまでのダンスの集大成ともいえるシーンです。

 

願いをのせて

願いをのせて、平和と希望のメロディーをみんなで奏でます。このメロディーが、今も争い合っている人のもとへと届くでしょうか。

 

通じ合えた喜びを分かち合う人々。その中に、ソロの歌声が優しく響いてきます。ひとりひとりの「願い」を、会場にいる全員に届けたい。そんな気持ちで歌います。

 

コモンビート3

舞台はついにフィナーレ。全ての過去をこえて、互いに共通の鼓動を感じ合う。

 

権力者も入って、キャストがついに勢揃い。

100人全員による、魂のこもった歌声で、会場を満たします。

 

・オススメの位置

できる限り僕の姿を見たい場合…青大陸は客席から見て一番右側なので、右の前の方がおすすめ。

 

キャストの熱気を感じたい場合…やっぱり前っしょ!

 

とにかく舞台の雰囲気を楽しみたい場合…1階席の真ん中より後ろが、一番バランス良く観られる場所です。

 

舞台の後ろの方まで見たい場合…全体の様子がよく見える2階席がおすすめ。

 

「言葉をこえて」で奮闘する僕の姿が見たい場合…左の後方で踊っているので、1階席左側の真ん中より後ろがおすすめ。

 

 

 

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いかがでしたでしょうか。本番が楽しみになれば幸いです。

 

それでは、また明後日!!